​花吐き少年と、虚ろ竜

虚構と信仰

Tio estas, de knabo kaj kava drako kraĉ floro filino de la historio de amo.

 市場の立ち並ぶ坂道を歩くと、道行く人々がいっせいに頭を下げてくる。驚いてヴィーヴォは若草の手を握りしめていた。
「大丈夫、みんな君が帰って来て喜んでるんだ。銀翼の女王の怒りがこれで静まるってね」
「本当だったんだね、君から聞いた話……」
 ヴィーヴォは眼を眇め、周囲を見渡す。
 竜骸から降りてきたヴィーヴォたち花吐きたちは、列を成して銀翼の女王の遺骸へと向かっている。銀翼の女王の下に広がる坂は聖都の平民が暮らす外縁街だ。
 銀翼の女王の中に暮らしているのは主に、裕福な市民と、教会に所属する僧侶やシスターたち。色の一族とその傍系、そして花吐きたちだ。
 霊廟を与えられるヴィーヴォたち二つ名の花吐きは、銀翼の竜の使いとして厚い信仰の対象となっている。
 それを示すように、人々の熱い眼差しがヴィーヴォと若草に向けられている。特にヴィーヴォと視線が合うだけで、頭を深く垂たれて始祖の竜に感謝を捧げる者までいるのだ。
「君は銀翼の女王に愛された特別な花吐きだからねぇ。市民さんたちは竜ちゃんのことを聖都を襲った凶暴な竜どころか、銀翼の女王の再来だと崇め奉ってる始末だし。ま、父さんと庭師さんの情報操作のお陰ってやつ」
 若草がヴィーヴォの耳元で囁く。彼の言葉にヴィーヴォは小声で抗言していた。
「なに僕たちのこと、宗教的なプロパガンダに使ってくれちゃってるの?」
「仕方ないでしょう……。そうでもしなきゃ教会の威信は地に落ちて、水底は無政府状態に陥おちいる危険性もあったんだよぉ。そのお陰で君たちもここに帰ってこられたんだし……」
「別に、僕たちがいなくったって……」
「民がそれを望んだんだ。それを叶えるのが、僕ら教会の役目だろう?」
 口元を歪め若草が嗤う。その笑みが何だか不気味に思えて、ヴィーヴォは顔を逸らしていた。
「色の一族の花吐きとして生まれた以上、オレたちはその存在意義を忘れてはいけない。花吐きとして覚醒した瞬間から、オレたちは人とは違う何かになったんだよ。ヴィーヴォは、それが分からないみたいだけどね」
「分からなくていいよ。僕は、人でいたいんだ……」
「生物すら食べられないオレたちが、それを言う?」
 若草がヴィーヴォの手を引く。彼は前方を向くよう視線でヴィーヴォに促した。黒い外套に身を包んだ女性が、大きな瓶を抱えてこちらにやってくる。
 その瓶に入った煌めく星を見て、ヴィーヴォは息を呑んだ。
「それに、君の父親は人ですらないよ……」
 若草の笑い声が耳元で響く。彼の言葉に、ヴィーヴォは唇を噛んでいた。本当に若草は人の心を抉る言葉を吐くのが好きだ。
 女性はヴィーヴォたちに近づいてくる。それを遮るように、僧兵が女性の前に立ちはだかった。
「お願いです夜色さま……。どうか、私の亡くなった家族に慈悲を……」
 黒いヴェールで顔を覆った女性は、僧兵たちの制止も聞かずヴィーヴォに声をかけてくる。
「どういうこと? これ……?」
 彼女の必死な様子を見て、ヴィーヴォは若草に声をかけていた。
 花吐きが集まる聖都で星を灯花に変えて欲しいと懇願する人間など、ヴィーヴォが聖都にいた頃には存在しなかった。
「君が呼び戻された一番の理由だよ……。傍系の花吐きたちは直系である二つ名のオレたちと違って花自体、そんなに吐けないしね……。緋色と珊瑚色も亡くなっちゃったし、それをみんな銀翼の女王の怒りだと思ってるんだ。銀翼の女王に愛された君を罪人にしたから、花吐きが生まれなくなったってみんな言ってるよ。それに、金糸雀が……」
「金糸雀がどうかしたの?」
 若草が悲しげに眼を伏せる。その様子を見て、ヴィーヴォは彼に問いかけていた。
 金糸雀はヴィーヴォたちと同じ二つ名を持つ金色の一族の花吐きだ。二つ名の花吐きの中でも珊瑚色に次ぐ年長者だった彼は、マイペースで珊瑚色とは対照的な存在だった。
 何をしても自己中、でもそれとなく年下のヴィーヴォや若草の悩みを聞いてくれる不思議な人でもあった。
 金糸雀が危ないと兄のポーテンコも言っていたが、彼に何があったというのだろうか。
「ごめん、まだ言えない……。あれは、見た方が早いと思う……」
 気まずそうにヴィーヴォから視線を逸らし、若草は答える。彼の返答にヴィーヴォは眼を見開いていた。
「なんだよ……それ……。僕がいない間に、みんなに何があったの? それに花吐きが生まれなくなったのは、僕が追放されるより前の話じゃないか……」
 若草の話の通りだとしたらヴェーロがまるで銀翼の女王そのものとして、聖都の人々に見られていることになる。自分がいないあいだ聖都で起こった変化に、頭がついていかない。
「まったく生まれなくなったのは、つい最近だけどね……。まぁ、信仰なんてそんなものじゃない」
 はぁっと息を吐き、若草はヴィーヴォの言葉に応えてみせる。ヴィーヴォは若草を睨みつけ、握っていた彼の手を振り払った。
「ヴィーヴォっ……」
「応えればいいんだろ……」
 声をかける若草に冷たく返し、ヴィーヴォは女性のもとへと向かって行く。女性は自分を制する僧兵の脇から顔を覗かせ、ヴィーヴォに懇願の言葉をかける。
「夜色さま、どうかどうかお許しを……。私の家族をお救い下さい」
 今にも泣きそうな彼女の声を聞いて、ヴィーヴォは立ちどまっていた。
「あなたたちに罪はありません……。悪いのは僕です……」
 胸に刻まれた夕顔の焼印が痛む。胸元を掴み、ヴィーヴォは女性に告げていた。
 ヴィーヴォの言葉に、僧兵が驚いた様子でこちらを見てくる。
「その方をこちらへ連れてきてください……」
 僧兵に微笑み、ヴィーヴォは女性に向かって手を差し伸べていた。
「夜色さまっ!」
 女性が顔に笑みを浮かべ、ヴィーヴォに駆け寄ってくる。
「お願いしますっ! 今年の流行り病で死んだ夫と私の両親です……。それから――」
「大丈夫、みんな送ってみせますから。ご家族を少しのあいだ預かってもいいですか?」
 そっと女性に両手を差し伸べ、ヴィーヴォは彼女に笑顔を向けてみせる。
 ヴェールの下に隠された彼女の顔はやつれ、眼下には隈すら浮かんでいる。もとは美しかったであろう頬のこけたその顔を見て、ヴィーヴォは胸を痛めていた。
「夜色さま……」
 眼を涙で滲ませ、彼女は水晶で作られた瓶をヴィーヴォに差し出す。
 そっとヴィーヴォは瓶を受け取り、胸に抱いた。その様子を見て女性が両手を組み、輝く眼をヴィーヴォに送る。彼女の眼差しに違和感を覚えながらも、ヴィーヴォは瓶の蓋を開けていた。
 煌めく蒼い星がヴィーヴォの周囲を巡る。その星々はヴィーヴォの眼に吸い込まれ、体を淡く発光させた。
 体が熱い。
 星が眼に入り込むといつも怠さを感じる。頭に見知らぬ映像が浮かんでは消え、知らない人々の声が耳朶を叩く。
 星になった魂たちの記憶がヴィーヴォの中を駆け巡るのだ。
 星になった人々は自我すら失い、自分の記憶のみを繰り返し夢見る存在となる。星を眼に取り込むことで、花吐きはその一部を垣間見ることになるのだ。
 泣き叫ぶ女性がヴィーヴォの視界に映り込む。
 彼女は叫んでいた。銀翼の女王の呪いが、あなたを私から奪うのだと。
 それは違うと、男性の弱々しい声がする。そして彼は女性に告げるのだ。
 花吐きさまたちが自分を花に変えてくれるまで、星になった自分が君の側を離れないようにして欲しいと。自分は花にはなれないかもしれないが、そうすれば君と一緒にいられるからと。
「夜色っ……」
 若草に名前を呼ばれ、ヴィーヴォは我に返る。ヴェールを被る女性が心配そうに自分を見つめていた。その彼女と記憶の中の女性が重なる。
 記憶の中の女性が彼女だと分かり、ヴィーヴォは思わず彼女から体を引いていた。
「あの……夜色さま?」
 女性が怪訝そうな表情を浮かべる。ヴィーヴォは笑みを取り繕い、唇を開いた。
 美しいアルトの旋律が、ヴィーヴォの唇から紡がれる。
 それは、女性の悲劇を歌った鎮魂歌だった。
 銀翼の女王の怒りを恐れ、愛する人の死を悲しむ女性。
 けれど歌は告げる。銀翼の女王は人を愛おしむ存在だと。
 あなたの愛する人をけっして奪ってはいないと。
 竜は怒りを知らず、竜は人々を慈しむ。
 この歌は竜の慈しみから生まれたものだと、美しい旋律は人々に伝える。
 竜は人のために涙する。
 私の愛する竜は、人を愛することしか知らないから。
 人々が静かに歌声に耳を傾ける中、ヴィーヴォは鎮魂歌をうたい終える。ふっとヴィーヴォが唇から息を吐くと、そこから風信子の灯花が生じる。
 紫色の灯花たちは空中をくるくると巡って、お互いに茎を絡まり合わせる。花輪の形をとったそれは、そっとヴィーヴォの頭へと降り立った。
「あれ……」
 花輪になった灯花たちにヴィーヴォは手を伸ばす。
「夜色さまっ!」
「ちょ、あの……」
「あぁ、ありがとうございますっ! ありがとうございます!」
 そんなヴィーヴォに女性が抱きついてきた。彼女はヴィーヴォの顔を見上げ、涙を流して感謝の言葉を伝える。ヴィーヴォから離れ、彼女は床に頭を押しつけてみせた。
「ありがとうございます……。夜色さま、ありがとうございます……」
「あの、僕は――」
「夜色さま……」
「おぉ、夜色さまが私たちに慈悲を与えて下さった!」
「夜色さま!」
 ヴィーヴォを見守っていた人々が、いっせいに歓声をあげヴィーヴォを取り囲む。彼らは建物に入っていっては、手に容器を持ってヴィーヴォのもとへと駆け戻ってきた。
 彼らが持つ入れ物には煌めく星が入っている。
「ご慈悲を! ご慈悲を!」
「我らを、我らをお許しくださいっ!」
「どうか、私たちの家族に安らぎを!!」
 叫ぶ人々がヴィーヴォへと殺到する。その人々を僧兵や、他の花吐きが制する。
 それでも人々はヴィーヴォの元へと向かおうとする。
 夜色さま、どうか我々をお助けくださいと。銀翼の女王の怒りを鎮め、我らをお許しくださいと。
「何なんだよ……これ……?」
 自分に向けられる人々の叫びに、ヴィーヴォは立ちつくすことしかできない。
「あーあ、面倒なことになった……」
 ヴィーヴォの隣に若草がやってくる。彼はヴィーヴォの肩を叩き、言葉を続けた。
「応えるってことは、この人たちの望むものになるってことだよ……。君が嫌がる信仰の対象に。で、どうするの? それを君は行為で示した。応えなければ人々は君に失望して怒りを向けるだろうね……。まぁ、強行突破してもいいけど……」
 若草を見つめると、彼は冷めた眼差しを自分に向けていた。嫌がるものに応えてしまったヴィーヴォを責めているようだ。
「君はさ、嫌だ嫌だ言いながら、その嫌に自分から跳び込んでいく物好きだよね。ヴィーヴォ……。それで自分を追い込んで、どうなるの?」
 若草の言葉にヴィーヴォは応えることが出来ない。それでも、ヴィーヴォは自分に救いを求める人々から視線を逸らすことができなかった。
 自分の足元に眼を向ける。
 地面に身を投げ出した女性は、夜色さまとヴィーヴォを称たたえる言葉を吐き続けている。ヴィーヴォは地面に片膝をつけると、女性の肩に優しく手を置いた。
「立ってください。僕は当たり前のことをしただけですから……」
 ヴィーヴォの静かな言葉に、女性は驚いた様子で顔をあげる。女性はヴェールの下にある眼を潤ませ、ヴィーヴォの手を取った。
「あぁ、夜色さま! 夜色さま!」
 ヴィーヴォの手を両手で持ち、彼女はヴィーヴォの手の甲に額を押しつける。
「あぁ、なんてなんて慈悲深いお方……。あなたさまが銀翼の女王に愛されている理由がよく分かります……。本当に、なんとお礼を申し上げていいのか……」
 女性の言葉に、違うとヴィーヴォは答えようとした。だが、言葉を発することができない。自分に尊敬の眼差しを向けてくる何百という人々の視線が、ヴィーヴォにそれを躊躇わせる。
 彼らはきっと、自分が口にしようとしている言葉を望んでいない。
「どうぞ、星をお持ちの方は僕の側へ。あなた方の大切なご家族を送らせて頂きます。銀翼の女王は、けっしてあなた方を呪ってはいない」
 顔をあげ、ヴィーヴォは人々に告げる。ヴィーヴォが慈愛に満ちた笑みを向けると、彼らは眼を煌めかせ賞賛の言葉を送る。

 夜色さま。
 夜色さま。
 あなたは偉大なる花吐きだと。

 ヴィーヴォはその言葉を、笑みを深めて受け止めた。

 

 


 
 

 銀翼の女王の遺骸には、教会の総本山である教皇庁が設置されている。
 その教皇庁を目指し僧服を着た一団が、背骨に造られた水晶の大通りを歩いていく。彼らの先頭には、ゆったりとした深緑の法衣に身を包んだ少年と、彼に手を引かれる漆黒の法衣に身を包んだ少年がいた。

 

「大丈夫、ヴィーヴォ……」
「うん……」
 若草の言葉に、ヴィーヴォは弱々しく返事をする。大丈夫だと応えてはみたものの、若草に手を引いてもらわなければまともに歩くことすら出来ない状態だ。
「まったく、いくらなんでも差し出された星を全部灯花に変えるなんてどうかしてるよ……。父さんに会う前に死ぬつもり?」
「仕方ないだろ。そこに僕を求める人たちがいたんだから……。それに、ここで死ねたら本当に幸せかも」
「竜ちゃんに会わなくていいの?」
 苦笑を浮かべるヴィーヴォに、若草は不機嫌そうな顔を向けてくる。ヴィーヴォは顔を曇らせ、口を開いた。
「会いたいよ、今すぐに。でも、あの人には会いたくない……」
 ふっとヴィーヴォは笑顔を浮かべ、若草に答えてみせた。
 嘲笑うあの男の声が今でも耳朶に残っている。体を這いずったあの男の指の感触。母の名を呼ばれて、あの男に掴まれた腕が痛む。
「でも、会わなきゃ僕は前に進めないんだ……」
 胸の焼印が痛む。
 自分が犯した罪の証を服越しに掴み、ヴィーヴォは真摯な眼を若草に向けてみせた。そんなヴィーヴォに若草は告げる。
「大丈夫、ちゃんと守るから……」
 繋いだ手を握り返し、若草は微笑んでみせた。そんな若草にヴィーヴォも笑顔を向ける。
「嫌なことばっかり言うけど、若草ってたまに優しい言葉も吐くよね」
「そりゃ、君は僕の初恋の人だから……」
「冗談でも、それキツイから……」
「本当だよ、君の歌声にオレは救われたんだ……」
 ヴィーヴォから顔を逸らし、若草は小さな声で言う。ヴィーヴォは軽く眼を見開いて、若草の顔を見つめた。
 口元に笑みを浮かべ、若草は幸せそうに眼を閉じている。
「あのときの歌声は、今でも忘れられない。オレは君の子守歌に慰られたんだから……」
 翠色の眼を開け、彼は優しくヴィーヴォに微笑みを向ける。
「だから君には竜ちゃんと幸せになって欲しいし、クソ親父には指一本ふれさせない……。オレが君の盾になる」
 ヴィーヴォの指に己の指を絡み合わせ、若草はしっかりとヴィーヴォの手を掴んでみせる。若草は眼を鋭く細め前方を見つめた。
 彼の視線の先には、大理石で造られた美しい聖堂があった。
 大広間の正面に建てられたそれは、アーチ型の門と回廊を持ち、半円形の窓には色とりどりの石英が使われたステンドグラスが嵌め込まれている。
 窓の周辺や回廊を飾る支柱には、優美に飛び回る虚ろ竜たちと灯花が彫刻され、それらを灯花が照らしている。白緑の紫陽花の形をした灯花は、青銅でつくられた竜の吊るし灯篭に入れられ、水晶で仕切られた窓から淡い光を投げかけていた。
 教皇庁。この水底の頂点にしてすべてを取り仕切る聖所がヴィーヴォたちの眼の前に現れる。これから会う男の顔を思い浮かべ、ヴィーヴォは教皇庁を睨みつけた。
 若草の指に自分のそれを絡み合わせ、彼の言葉に応えてみせる。
「うん、君がいるから大丈夫だ」
「当たり前でしょ?」
 若草が笑顔を返してくれる。そんな彼にヴィーヴォは微笑みを返してみせた。
 若草の笑みを見て、市場で会った人々の顔を思い出す。自分に家族である魂を救われ、笑顔を浮かべていた人々。
 彼らは、自分を人としてはみていない。
 花吐きである夜色。それが聖都でのヴィーヴォの姿であり、役割なのだ。
 そして、人々はヴェ―ロにもその役割を求めている。
 彼女を銀翼の女王と崇め、彼女に愛される自分を、慈悲をもたらす存在だと信じてやまない。
「僕は普通の人間なのにな……」
 ふっと竜の姿をしたヴェーロが脳裏を掠める。
 本当の自分を見てくれるのは人ではない彼女だけだ。ヴィーヴォと愛しげに名前を呼んでくれるのも。
 彼女の前で、自分はありのままの自分に戻れる。
 だったら、彼女のために人々が望む自分を演じよう。
 夜色という名の、聖都の象徴を。
「行こう、ヴィーヴォ」
「うん……」
 若草の言葉に、ヴィーヴォは答えてみせる。
 二人はしっかりと手を繋ぎ合い、教皇庁の門へと向かって行く。

 

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