丸葉紅――マルバルコウ

 秋になると朱色のラッパ型の花がいたるところで咲きます。蔓化のこの植物は、マルバルコウといい熱帯アメリカ原産の帰化植物です。江戸時代に観賞用として日本に入ってきたこの植物は、関東地方の西方から沖縄にかけて分布しています。
 朱色の5角形の花は中央と花の先端が山吹色をしており、花からは白いおしべとめしべが触覚のように突き出ています。
 何ともユニークなこのマルバルコウには細い線上の葉をつけるルコウソウ、この両品種を親に持つ園芸用のモミジマルバルコウなどの仲間がいます。
 また、朱色ではなくオレンジ色の花をつけるものもまれにあります。
 鮮やかな朱色が印象的なマルバルコウですが、そのユニークな形はどことなく泳ぐ金魚を連想させます。また、鮮やかな朱色が退色することもほとんどありません。ルコウソウの白と合わせれば、金魚と銀魚を模したハーバリウムの硝子ドームを作ることも出来るかもしれません。

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